コールマン ホワイトガソリン 2バーナー 413H 

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キャンプ

 

 

 

 

 

 

 

 

ファミリーキャンプのコンロの燃料は、ガス缶を使用した方が、簡単で、安全で、使い勝手も良いと思います。又、ガソリン系のコンロは、ランタン同様、それなりにメンテナンスが必要になります。

ただ、高地や、寒冷地で使用する場合の安定性と熱量、又、長時間じっくり煮込んだりする場合の燃料費を考えた場合は、ガソリン系のバーナーが勝っています。ランタンをガソリン化した場合は、コンロもガソリン化した方が、持っていく燃料が1種類で済ます。

どちらが良いかは、キャンプスタイルと、好みで決めればいいと思います。kohantaは、子供ができる前はガソリン系のみでしたが、子供ができてからはガス系も追加し、特に子供が小さい内は、ガスのみを使用していました。下の子供が小学生になったぐらいからは、春~秋の中山間地程度の場所での1~2泊のキャンプはガス中心。冬季や高地のキャンプ、連泊する場合は、ガソリン中心の仕様にすることが多かったです。

ということで、ガソリンコンロのcoleman-413hの使い方を紹介します。kohantaの持っている413hは、92年製のものですが、413hは現在も販売されており、カタログ等で見る限りほとんど変わっていないようです(部品も変わっていません)。

キャンプ休み中(10年ほど)使っていなかったのですが、ランタン同様、使用後にガソリンをすべて抜いて、内部に潤滑油(556)をたっぷり吹付け、ジェネレーター内部にも浸透させておいたおかげで、何も部品を変えず今でも普通に使用できました(ポンプカップだけは消耗品ですので、さすがにすぐに交換となりましたが・・)。

 

 

 

 

タンク、ジェネレーター取り出し。
まずは蓋、ゴトクを開け、タンクとジェネレータを取り出します。
ポンピング
燃料を6~8分目を目安に入れます。燃料口、燃料バルブが閉じているのを確認後、ポンプノブを左3回転ほど回し、中心の穴を指でしっかりと押さえ、100回~120回ほどポンピングしてください。ポンピングが足り無いと火力が安定せず、いつまでも赤い炎が続いたり、ススが出たりします。ポンピングが終わったら、しっかりと右に回してポンプノブを固定してください。
ツーバーナーの場合、ランタンよりもポンピングの回数が多くなり結構指が痛くなったりしますので、「スーパーポンピング」の使用をお勧めします(その場合、最初に左に回すのを結構忘れますので、注意してください)。
点火
タンクとジェネレーターを、本体にセットします(この時、サブバーナー用のコックが閉じてあることを確認してください)。
点火レバー(細いL字型の真鍮色の棒)を上に向けます。
バーナー部に着火マン風ライターを近づけ点火しながら、燃料コックを開いていきます。
着火時、一瞬大きく赤い火が出る時がありますが、あわてて燃料コックを閉じず、そのまま様子をみて、火力を調整してください(kohantaはこの時、全開にしています。それによりジェネレーターのつまりを少なくできると勝手に思っています)。
しばらくすると、炎が青くなり落ち着いてきますので、点火レバーを下に向け、燃料コックで必要な火力に調節してください。
その後、状況に応じ適時追加でポンピングを行ってください。
サブバーナー(右側バーナーの)点火は、メインバーナーの火力が落ち着いた後に行ってください。右サイドのサブバーナー用コックを開きながら、チャッカマン様ライターで点火してください。燃料はメインバーナー側からサブバーナーに流れていますので、サブバーナーだけでの使用はできません。
消火
消火は、燃料コックを閉じて行います。サブバーナーを使用している時は、まずサブバーナー用コックを閉じてから、燃料コックを閉じてください。燃料コックを閉じてからも、しばらくは残った燃料が燃え続けますので注意してください。
使用後は、完全に冷めてから収納してください。
よくあるトラブル!
ガソリンバーナーで最も多いトラブルは(ランタンも同じですが)、ポンプカップリングの破損、劣化だと思います。
まず、ポンピングしておかしいと思ったら、まずはポンプハンドルの穴からリュプリカントオイルをさしてください。それでもだめなら、スーパーレンチを使用して、ポンプフランジャーを出します。
ポンプカップが劣化、破損していなければ、ポンプカップにたっぷりとリュプリカントオイルを付ければ治ると思います。
もし、劣化、破損していれポンプカップ交換です。
ポンプカップを止めている、プッシュアンナットを、ラジオペンチで外してください。
(3か所の爪部分を丁寧に外してください。勢いに任せて外すとどこかに飛んで行ってしまいます。なので、kohantaは、この作業はキャンプ中ではない限り屋内で行います。)
新品のポンプカップをはめ、プッシュアンナットの3つの爪を溝にしっかりと差し込みます。そして、たっぷりとリュプリカントオイルを塗れば交換終了です。
尚、それでもダメな場合は、ポンプフランジャーが壊れていると思いますので、一式の交換になります。
最後は、スーパーレンチで確実にはめ込んでください。
次に多いのは、ジェネレーターつまりだと思いますが、kohantaはまだ経験していません。念のために常に予備は持っていますが、上記のメンテナンス法で故障せずに使えています。