コールマン プロパン2バーナーで はんごう炊飯

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キャンプ

飯ごうで炊いたご飯は、外で食べるせいもあるかもしれませんが、格別です。

でも、焚火台や炭の上では火力の調整が難しく、結構失敗しがちです(特に強い火は要注意!又、飯盒から出る音も聞きづらく、判断が難しくなります)。

その点、コンロを使用すれば、比較的火が安定していますので、案外簡単に焚くことができます。

今回、コールマンのプロパン2バーナー使用時の、飯盒でのご飯の炊き方を説明します。ただ2バーナーでも、季節、高地か低地か、風の強弱で、まったっく状況は変わります。時間はあくまで参考時間として考えてください。

 

お米を量ります。

お米は、飯盒のうち蓋で量ります。うち蓋すりきりいっぱいで約2合。そと蓋は約3号です。

 

お米を研いで、水を入れます。

 

お米は、キャンプ場の炊事場でいつものように研いでください。

飯ごうの中には、水を入れる目安となる線があり、下が2合、上が4号になります。

*今回は2合で炊きます。

 

浸漬(そのまま吸水させます。)

*ただ置くだけですが、これが最も重要です。

夏場は30分、春、秋はは40分、冬は60分を目安に、その時の温度に合わせて吸水してください。

しっかりお米に吸水させておけば、多少火加減を失敗しても、それなりにおいしいご飯が炊けます。

(浸漬後の水切り、ざる上げは、屋外で、結構手間になるのでkohantaはやりません。)

 

バーナーで炊きます。

コールマン、プロパン2バーナーで炊きます。中蓋は外す方もいるようですが、なるべく圧力をかけて炊きたいのと、出来上がった後に蒸すため反転する時に、中蓋があった方が安心なので、kohantaha は付けたまま火にかけます(ただし、4合炊くと結構ギリギリになるので、注意してください)。

尚、コールマンのOD缶には、レギュラーとスーパーの2種があります。春から秋の中山間地まででしたらレギュラー缶で十分ですが、冬季や高地、又、風が非常に強い時などは、スーパーを使用しないと十分な火力が得られません。

 

 

①最初は、強めの中火で!低温時や、高地で火が弱い時は、最初からMAXでも構いません。時間の目安は10~15分。中が沸騰すると蓋の隙間から湯気が出てきます。

②湯気が出てきたら、蓋が外れない為と、より圧力をかけるために重石をのせ、火力を若干弱くし(弱めの中火ぐらい)します。時間的には10~15分ですが、気温、場所によってもかなり変わってきますので、最終的には音で判断します。湯気があまりでなくなり、飯ごうのしたから「チリチリ」という音がしてきたら出来上がりです。2バーナーは、炭火等より音の判断はしやすいと思います。

*kohantaは、耐火煉瓦を半分に割ったものを使用しています。これだと、取ってもあまり熱くなりません。(でも、煉瓦や飯ごうを持つときは、厚くなっていますので、手袋を必ずしてください。)

 

ひっくり返して、蒸らします。

炊き上がったら、ひっくり返して5~10分ほど蒸して出来上がりです。

 

火が弱い時は??

気温や風や気圧の関係でどうしても中火以上の火が得られない時は、最初から蓋に重石をして、時間をかけてやれば、それなりに炊くこともできます(せめて弱火は必要ですが)。以前、冬の強風の日に低地でのキャンプでしたが、レギュラーのOD缶しか持合いが無く、2合のお米を焚くのに1時間ほどかかりました。でも、時間をかけたせいか、寒かったからかわかりませんが、とってもおいしく焚けました。