ランタン メンテナンス

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ランタン

 

ガソリンランタンはメンテナンスが難しいイメージがありますが、通常のメンテナンスはそれほど難しいものではありません(あくまでkohanta流です)。

 

タンク洗浄

新品購入時は必要はありません。

中古品購入時は、タンク内が汚れている場合がありますので、洗浄を行います。

タンク内にガソリンが残っていた場合は、いったん抜きます。

タンクへのガソリンの出し入れは、透明計量カップを使用するとガソリンの状態もわかり、作業も行いやすいです。

ガソリンを抜いた後、タンク内にカー用品のパーツクリーナーをたっぷり吹き付け付けます

タンクのパーツクリーナー液を出し、汚れがないか確認します。

汚れ、錆があった場合は灯油を100㏄程入れ洗浄します。ほとんどは錆汚れだと思いますが、錆が出なくなるまで何度か繰り返します(kohantaは使用したことはありませんが、本当にひどい場合はタンククリーナーを使用するといいようです)。

 

タンク メンテナンス

今は冬でもやっているキャンプ場もあり、年越しキャンプも盛況で、シーズンオフがない方もいらっしゃいますが、多くの方は半年ほどはキャンプに行かない期間があるのではないでしょうか?その場合、次回使用のためメンテナンスをしておきましょう!

 

まず、タンク内のホワイトガソリンを抜きます。

この場合も、計量カップを使用すると作業が簡単です。

出したホワイトガソリンはまだ使用できますので、燃料缶に入れます。

kohantaは基本的にはコールマンのECOCLEANを使用しています。

購入は4L缶ですが、持ち運びや、余った燃料は1L缶を使用しています。それにより、古い燃料と新しい燃料が混ざるのを防いでいるのですが、それだけではなく、ランタンに燃料を入れる際も取り扱いが楽になります。

 

ガソリンを抜いたら、CRC-556等の潤滑油をたっぷりとタンク内に入れます。その後、着火時の様にポンピングをして、燃料バルブを開き、ジェネレーター内部にも潤滑油をいきわたらせます。

この時、タンクだけではなく全体を潤滑油で拭きあげることにより錆を防ぐことができます。

 

ポンプ部メンテナンス

ポンプ部も年に一度はメンテナンスを行います。

ポンプキャップのオイル穴からLUBRICANTオイルを注入します。これだけで通常のメンテナンスは大丈夫です。

 

 

 

こんな時は

長く使っていると、オイルを注入してもポンプの動きが悪くなったり、圧がかかりにくくなる場合があります。

その場合は、写真のスーパーレンチ(コールマン)を使用してポンプ部を引き出し、ポンプカップにヒビ、割れ等がないかを確認し、異常があった場合は交換してください。

 

あと長く使っていて発生するトラブルはジェネレーター詰まりです。ジェネレーターとはエンジンで言うとキャブレター(今の車はほとんどついていませんが)です。中古品を購入しポンピングをし燃料コックを開いても、空気の出る音が確認できない時は、ジェネレーターが詰まっている可能性があります。その場合、分解しパーツクリーナーで洗浄しますが、それでも治らない場合は交換になります。この作業は、結構手間ですが、昔車のキャブレターをいじった経験のある方なら、なんとなく懐かしく面白いと感じるかもしれません。

 

LPガスランタン
基本的にメンテナンス不要ですが、燃焼部、ベンチレータ部等の錆を予防するために適時潤滑油で拭き上げてください。