ファミリーキャンプ 準備する物② 備品類(これだけは揃えましょう! 編)

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キャンプ
シュラフ
 ①形状:シュラフは大きく分けると、マミー型と封筒型があります。寒い時期に行くのでなければ、封筒型をお勧めします。封筒型は、同じ種類であれば連結もできますし、布団と同じような使い方もできるので、特にキャンプはじめで、慣れないお子さんがいる場合は無難です。余分に持っていき、マットのような使い方もできます。
 ②性能:シュラフには、最低温度が書いてありますが、実際はその温度+5度ぐらいで考えた方が良いです。【+5℃】ぐらいのものにしておけば、低地であれば3シーズン使えます。夏場であれば、高地ではない限り薄手の安価なシュラフ【+15℃】で十分な場合がほとんどです。kohantaは、冬季以外は、ちょっと荷物にはなりますが、【+5℃】と【+15℃】の両方を持っていくようにしています(寒い場合は重ねます)。シュラフはクッションやマット、ひざ掛けにもなるので、何かと重宝します。
 kohantaの住む東海地方の、夏の低地から中山間地のキャンプ場であれば、薄手の安価なシュラフを家族分揃え、あとは多少かさばりますが、使い古したタオルケットや大きめのバスタオル(冷えそうなら毛布)を持っていけばよっぽど大丈夫です(ただし、服は万が一冷えた時のにのために、寝る用の長袖・長ズボンを持っていくようにしてください)。なんでもそうですが、なるべく最初は多少かさばっても、お金をかけずにあるものを使用し、徐々に必要なものをそろえた方が、自分のあった道具を見つけられると思います。
 後、枕が無いと寝られない子もいますので、クッション等を持っていくのもよいと思います。kohantaは寝袋を入れる袋に、服等を入れ、枕代わりにしています。
シュラフマット(コット)
 外気温はそこそこ高くても、地面は冷えますし、又、ゴツゴツとしたサイトも多くあります。グランドシート→テント→テントインナーシートを敷いても、寝ている時に熱が奪われたり、ゴツゴツして寝られなかったりしますので、断熱マットが必要になります。一昔前は、青色の発泡シートを使い方がほとんどだったと思いますが、【発砲系マット】のほかに、空気が入る【インフレーター】タイプ、空気を入れる【エアマットタイプ】などもあります。kohantaとしては、多少かさばりますが、安価で、壊れることの少ない発砲系がお勧めです。ちなみにですが、冬キャンプをする際には、多少値段ははりますがコット(簡易ベッド)が重宝します。
テーブル、イス
 テーブル、イスは、結構積載スペースを取ります。その辺を考慮して、あとは各自の好みではないでしょうか? まずはメインテーブルと人数分のイスが有れば良いと思います。後、テーブルとイスが一緒になった【ピクニックテーブル】があると、小さいお子さんがいる場合は食事等もしやすく何かと便利です。

 

クーラーボックス
 ①本体:1泊2日で家族4人でも、夏場だと結構食材、ドリンク類が多くなりますのでできるなら大きめの(50Lぐらい)と、頻繁に取り出すドリンク用に小さ目(20Lぐらい。ソフトタイプでも良い)の2個準備するといいと思います。クーラーボックスは、キャンプ以外でも何かと利用価値がありますので、大きめのクーラーは、最初からそれなりの保冷力があるものを購入した方が長く使えます。
 ②保冷剤:まず、持っていく水、ドリンク(炭酸はだめですよ!)の2日目以降に飲む分は凍らせて、メインおよびドリンク用クーラーに分けて入れておくことをお勧めします。保冷材は、多少高くても【氷点下パック】のような、長時間冷却機能のあるものを、夏場で1泊ならば、メインに2個、ドリンク用に1個、2泊ならば、メインに4個ほど入れるとよいと思います。
 ③クーラーボックス置き場:クーラーボックスは、特に夏場は直接地面に置くと持ちが悪くなりますので、小さい折り畳み脚立をクーラーボックス置き場にすると便利です。あとkohantaは、薄いレンガを持っていき、ドリンク用はその煉瓦の上においています。
ランタン 懐中電灯
①ランタン種類
 ランタンの種類は大きく分けて、「ガソリン(灯油)燃料系」「ガスカートリッジ系」「電池系」「ろうそく系」の4種になります。昨今は、「電池系」ランタンは、LED化および充電式が多く出回り、かなり明るいものも増えてきていますので、まず最初は「電池式」のみでも問題無いと思います。ランタンは、用途および好みでいろいろな使い分けもできますので、キャンプ場で他の方のを参考にされるのもよいと思います。本ブログでも、ランタンについては色々記載していますので、参考にしてください。
②ランタン使用方法 (すべてが必要なわけではありません。状況により使い分けてください。)
 1・メインランタン(あった方が良いですが、無くても大丈夫です。)
   光量の大き目なものにします(他の人の迷惑にならない程度に)。少々離れた場所から、サイト全体を照らすようにします(夏場は虫を誘因するのに使用することもあります)。一度点けると寝るまで点けっぱなしにすることが多いので、kohantaはガソリンランタンを使用しています。
 2.タープ近辺
   タープの脇に一つあるとタープ内が明るくなり、夕食時に点灯します。kohantaはガソリンランタンを使用しています。
  1か2は、どちらか1つあれば問題ありません。
 3.テーブル上
   夕食時等に使用します。kohantaは光量は弱いですが、キャンドルランタンを使用しています。キャンドル  ランタン使用すると、オレンジ色のほのかな明かりで、とてもよい雰囲気になります。
 4.キッチンスペース
   コンロや調理テーブルを使用する際は、上部に1つ明かりがあると重宝します。点けたり消したりしますので、電池式が良いと思います。ちなみにkohantaは結構な時間点けることもあるので、ガソリンかLPガスランタンを使用しています。
 5.テント内
   キャンプ場によっては、真っ暗になるところもありますので、テントに中に、暗めで良いので一つ電池式ランタンを吊り下げておくと、何かの時に便利です。kohantaは、光量が調節できるタイプの電池式ランタンを、最弱にして点けっぱなしにして寝ます。
 6.ロープ、ペグまわり。
   子供は小さいとロープやペグに引っ掛ける場合がありますので、小さいらランタンを2か所ぐらい、危険な個所に子供が寝るまで点けておくと、安心です。
③懐中電灯、ヘッドライト
   夜にトイレに行く場合等、結構途中暗いところも多いので、必ず懐中電灯は持っていくようにしてください。ヘッドライトがあると、調理も含め夜の作業が楽になりますので、おすすめです。

 

コンロ、グリル
①バーベキューグリル(七輪)
 基本的にキャンプ場はほとんど直火は禁止ですので、キャンプサイトで炭を使用する場合は、グリルが必要になります。いろいろな大きさ、種類のものが売られていますが、キャンプでは(特に3~5人程度のファミリキャンプでは)ゆっくり食事をすれば良いので、あまり大きいのは必要ありません。お勧めは、角型の七輪タイプ(卓上タイプと書いてるのもありますが、かなり熱くなり、危険ですので、直置きで使用してください)がコンパクトで、使用後の炭の始末も楽ですのでお勧めです。また、炭用のトングと焼き用のトングを忘れないように持っていきましょう!
②コンロ
 風が強くなければ、高地でない限り、普通のカセットコンロで結構使えます。
お湯を沸かす程度であれば、結構問題なく使えますので、家にあれば持っていくようにしてください。お湯が沸かせるだけで、キャンプライフはかなり充実します。ただあくまで屋外ですので、ちょっと風が吹くと消えたりすることもあります。したがいまして、コンロで調理をする場合は専用のコンロがあった方が無難です。できればツーバーナーが、コンロ自体も安定していて使い勝手が良いと思います。燃料は大きく分けて、ガソリンかガスカートリッジになりますが、コンロはランタンに比べ入・切の回数が多く、又左右のコンロが別々に入・切できるため、ガスカートリッジ品の方が便利です。ランタンとコンロの燃料は共有した方が確かに便利ですが、kohantaは結局ランタンもガスカートリッジ品を使用することもありますので、コールマンのLPツーバーナーを主に使用しています(でも、冬場や高地ではやはりガス系は心もとないので、ホワイトガソリン燃料の413hを使用しちゃいますが・・・。)

 

食器、調理器具、洗剤
①食器
 子供が小さいうちは、割れないプラスティック製の食器が良いと思います。又、キャンプ場によっては、洗剤が一切使用できないところもありますので、その場合はエコではありませんが、使い捨ての皿、コップを持っていった方が良いと思います。
②調理器具
 特別用意しなくても、家庭用の(なるべく小さいもの)で十分です。100均などで工夫してそろえるのも良いと思います。キャンプメーカーで出している物も、コンパクトに収納できてべんりです。よほどこらない限り、鍋とフライパンと飯ごう(コーヒーをいれるならケトルも)があれば大丈夫です。飯ごう炊飯は、子供にとってとても良い思い出になりますので、是非やってみてください。飯ごう自体は、意外と安く入手できます。
③洗剤
 キャンプ場によって、いろいろ決まりがあります。一切使えないところや、天然成分であれば良いところ、なんでも良いところなど、行く前に確認しておいてください。kohantaは、常に天然成分(自然分解)の洗剤を用意しています。そうすれば、使用不可以外のキャンプ場では使用できます。後、消毒用アルコールのスプレーや手拭があると、石鹸を使えない場合の手洗い時に安心です。
④その他
 キッチンペーパー、アルミホイルは何かと便利です。後、結構忘れるのが、缶切り、ワインオープナー、栓抜き、ナイフ、はさみです。万が一のために、安価なもので良いのでマルチツールを持っていると、いざという時に困りません。kohantaはマルチツールを、ペグ、ロープ用コンテナに入れています。
虫よけ、殺虫剤
夏場のキャンプでは、必ず必要です。キャンプ場で虫に刺されて、キャンプが嫌になる子もいます。そうならないためにも、出来る限りの対策をしてください。
①虫よけスプレー(ローション)
 子供と大人で使用できる成分が異なるものも有りますので、注意してください。それを考慮したうえで、多少高くてもなるべく効果の高いものを使用した方が良いです。又、なるべくこまめに付けるようにしてください。
②蚊取り線香
 賛否はあるようですが、kohantaは効果があると思います。しかも、キャンプ用ではなく普通の金鳥蚊取り線香を使っています。専用のホルダーに入れ、テント前(2ルームを使うときは前室)、テーブル下、バナー横の3か所に、夕方に点けておくと夜までもちます。
③ワンプッシュ虫よけ
 昔は蚊取り線香をテント前につるしていただけでしたが、今はテント内にワンプッシュ蚊取りを使用しています。2ルームを使用するときは前室にもプッシュし、ヘキサタープの内側にも軽くプッシュしておけば、忌避効果はあると思います。
④ヤブ蚊バリア
 茂み等に散布しておけば、8時間程度忌避効果があるというもの。koantaも最近使いだしたので実際の効果は実感していませんが、マダニにも効果があるということで、テント設置ごすぐに(周りに気をつけながら)、サイト周りに散布しています。サイト内、サイト周りに雑草がのこっている所では、効果を発揮すると思います。
①虫刺され(かゆみ止め)薬
 虫よけ対策をしても、やはり刺されることはあります。忘れずに虫刺され薬を持っていきましょう!やぶ蚊などに刺されると、かなりかゆみが出て、腫れることもありますので、【ムヒアルファEX】などの、毒虫に効果があるもがお勧めです。又、薬ではありませんが【ポイズンリムーバー】も常備しておくと良いと思います。
②キズ薬
 外で遊んでいると、知らずにひっかき傷ができたり、転んですりむいたりします。そんな時のために、消毒薬、絆創膏なども入れていきます。
③その他
 整腸剤、熱冷まし、風邪薬、冷えぴた等、一通りの常備薬も持っていくようにしましょう?
 キャンプ場によっては、24時間管理人がいるところもありますが、夜は誰もいなくなるところも結構あります。ちょっとした不具合や応急処置ができるよう、最低限の薬類は持っていくようにしてください。